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2009-10-21 (Wed)
「吐く動物ですし^^」 「問題ないですヨ」・・・・・と、センセから言われます。




確かにフェレちゃんやワンチャンと比較すると
“趣味?” と思えるほど簡単に吐いてしまい、
次の瞬間ら「ゴハンちょうだい~~♪」と言えるのがネコさん。


理由は沢山あって・・・・
厳密に考えると、その殆どが病的なのだけれども
唯一、物理的な問題が今回のテーマ☆

    ドライフードでしか起こらない【ワザ】です。・・・・・><;



>吐く(胃のイメージ)


胃の入り口と出口をふさいじゃうと
胃の中身におさまる許容量は、標準的成猫ちゃんで目安20cc。
・・・・これ、バリウムを飲むときの獣医さんが目安にされる量です。


当店からお届けしているジェントルフィーダー1本がMAX14mlです。
ネコさんや小型犬ちゃんを考慮しての要量設定かもしれませんね。

  よりリアルに想像いただくためにも
  20ml(20cc)の「かさ」をお手元のグッズでも、ぜひ調べてくださいね。




使用しているシリンジは60ml=60ccのモノを使っています。

水分20ml
 分かりやすいように着色しています。
吐く(20mlの水分)



>吐く(20mlのドライフード)

水分20mlと「同等のかさ」のドライフード
 銘柄によってg数は異なりますが、画像の場合 8gになりました。

>吐く(20mlのドライ計量)




その「水分20mlと同等のかさ」のドライフードを完全にふやかしたとき
 ふやかしに利用した水分は、消化に必要な胃酸をはじめとする内分泌を想像下さい。




>吐く(20mlドライふやかし)



いかがですか?
画像は完全ふやかしですが
スッカリ許容範囲の20mlを越えちゃっています。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・実際には

胃の出口、幽門に通じる部分はふさがっていませんから
通過が可能になったゴハンはドンドン小腸に送られていくために
ゴハンが移動さえ出来れば20cmlの許容範囲が満杯になることはありません。


従って・・・・
胃や食道が正常に動くことが出来る場合
●1回/日の水分摂取のみで100ml以上を1度に飲む。
●水分タップリのウェットゴハンでは吐かない。
●ふやかしドライなら吐かない。
●シリンジでの強制給餌でも40~50cmlは平気。

     など20mlを越えることがあっても、当たり前のようにこなせます。

     許容量を越えてしなう場合、ネコさんは吐いてくれるけれど
     体重比1/3や1/4と許容量がさらに小さいフェレちゃんは、
     幽門や腸で閉塞することがあるので要注意!





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ところが

空腹で、「ストレートのドライフード」を一気に食べると
はじめは・・・・
たとえば<画像8g>で満腹&ご馳走様だったはずが
水分を含んでいない為に、そのまま胃から移動することなく
ドライフードで通り道が「ふさがった状態」が起こります。




ジワジワと内分泌(胃酸を含んだ水分)で消化が始り(=ふやかし状態)
時間と共に、たった8gのドライフードが目安20mlを越えて膨らんでくると
「胃に入りすぎ!!!」となって、お口から出ます。
・・・・ドライフードのふやかしを作るために必要な時間も
   一緒に思い出してくださいね。
     
   

    このとき胃の内容物が全部出てしまうことも多々あるのですが
    ネコさんのスゴイところは多い分だけでも吐けること!(笑)






こうした未消化物を食後すぐに吐きもどすことを<吐出>と言い
消化物を吐きもどす<嘔吐>や胃酸等の刺激で吐いてしまうこととは
理由が違うために、区別した表現方法を使用します。

吐出の場合、本ネコさんは、サッパリ・ケロリとしていますよね?
我慢する方が気分が悪いのでしょう。
んで、空腹だったことをすぐに思い出して「ゴハンちょうだい~~♪」と。^^





吐出の場合の改善策として・・・・・・・・・・・・・・・

ドライフードは
 ・1度に食べる食事量を減らす。
 ・ふやかしで食べる。
                 などは、センセからアドバイスをいただく手法です。
  


* * *
これを掘り下げて考えると
ネコちゃんにピッタリ合う理由が見つかるかも知れません☆


  ★一度に沢山食べられないために、ドライフードはいつでも食べられるようにしてある。

    胃の中で膨らんでしまうことを「経験上」知っているのですね。
    ですから、自分の胃のサイズと一度に食べてよいドライフードの量を
    いつも計算しながら食べている裏返しです。

    パケージに書かれてある「1日の目安量」を
    2食/日でこなせなくて当たり前・・・・と思う部分です。
    「何処の誰のための目安ですか?」って感じです☆

    メーカーさんの言うことよりも「我が仔を信じてね!」とお願いしている部分でもあります(^-^)v
  
   

  ★吐いてしまうので「頑張ってふやかしを作っています!」
 
    あらかじめふやかしていることで、胃の中で膨らむことはありません。
    従って、食べきり=満腹 になり吐くことはありません。

    けれども、消化はバツグンに良くて、そのうえ量は少ないですから
    ゴハン回数は必ず増えますよね?・・・・それで当たり前@OKです。

    仔猫ちゃんがストレートのカリカリを食べられるようになる「成長の証」は
    私たち親にとって嬉しい部分ですが『未成熟な内臓を酷使』することにもなりますよね?

    ふやかしの【消化はバツグンに良く】の部分は、生涯実行出来ることが理想です。
    特に胃腸虚弱、軟便・下痢対策には必須です。

    

  ★1回の食事でも、少し時間を置きながら数回に分けて食べてもらう。

    時間を置くことで・・・
    胃の出口を通過できる消化状態(ふやかし風)がある程度確保できます。    
    通過した分だけ許容範囲20ccの空きスペースができるようになるので
    次のドライフードが入りやすくなります。

    空腹すぎる状態からの食事や、食べるスピードが速い場合も
    この方法が採用されますね。


  ★水分タップリのウェットで吐出は起こりにくい。

    水分を吸収する時間が不要=胃の出口を通過できるスピードが違いますから
    ふやかしドライと一緒ね・・・・ごもっとも! (^-^)v
   



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて♪

単純に こんな風に【スペース的な理由】だけでの吐出であれば
物理的な部分をクリアすればよいだけなので
本当に心配はしなくて良い! はずなのですよ。

・・・・・・そうなる宿命と言ってもよいドライフードなのですから
     ならないように利用すれば、吐かせることはないはずです。


しかも、ネコさんの場合・・・・・・・・・・
嫌いなものや気に入らないものは「しまった!間違えた!」って吐いちゃうし
体との相性が悪いものは「危険回避」として吐き出してしまえる能力もありますよね?
危険回避ならば、吐き戻してくれて「ありがとう」デス。

    この危険回避能力が高いことが、性格上の怖がり、警戒心であったり
    ネコさんの食事は「我儘」「偏食」「好みが激しい」と言われる部分でもあるのですが
    その稀有な能力のお陰で「病気回避」も可能になります。
    もちろん、お世話係はあらゆる面で実に大変ですが(笑)




問題は・・・・
【スペース的な理由】の吐出と、同じ様な現象になる病的原因の場合・・・・・・><



だから・・・・・・
異常を示す検査数値に出てこない場合、
      「問題ないですヨ」・・・・・と、センセから言われます。

検査数値って、たったの数項目でしかないわけですから
実際は・・・・
「問題ないです」に隠れている小さな原因の積み重ねのほうが問題なのです。

・・・・・・・私的に『数値に出るまで待っている』のじゃ、全く遅すぎる><;



見た目の元気でごまかされるな!
芽は小さいうちに摘み取れ!    ・・・・が、通院したくない我が家のスローガン♪(笑)



見守ることが出来る吐出かどうかは、観察次第です。
ネコちゃんから発信されるわずかなサインをシッカリとキャッチしましょう☆


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